そもそも人はなぜ痛みを覚えるのでしょうか?
また痛みに耐えれる人と少しの痛みでもい大げさに痛がる人の差はいったいどこにあるのでしょうか?
その答えはどうも脳の「環境」に原因があるという仮説を立ててみました。
脳が痛いと判断しなければけがをしても痛くはありません。
しかし脳がこれは痛いと少しくらいの痛みでもパニックになったような状態に陥ってしまうことは
よくあります。
その原因はどうやら脳の中の環境がそうさせているのではないかと私は考えます。
例えば小さなときに痛みに耐えてて平然としている屈強な男性に囲まれて育った場合には
成人してもその記憶が脳の中にあるので少しくらいいや本当に痛い時でも耐えれる心の状態が
生まれてきます。
その反対に小さなとき母親や身近にいた大人たちがちょっとしたことでも痛がっていた場合には
成人すると脳の記憶がその時のことを思い出すので同じように大げさに振舞う人間になりやすいのです。
つまり大人の脳になる前に取り巻いていた環境が成人していた人の脳みそを形成するといっても
過言ではないでしょう。
ただこれは小さいころのことだけを言ってしまっていますが生まれる前の記憶に遡ってみると
もっと痛みに強かった、或いは痛みに弱かった理由が解き明かされるかもしれません。
今日は私見を書いてみましたが肉体的に痛みに強くない痛みに強い人間の
どちらがいいのかはその人の人生の終盤にならないとわからないかも知れません。